【経営相談】事業承継について

30歳、男性経営者

Q 親の死去に伴い、家業の電気工事会社を継ぐことになったが、親の代からいる古参従業員に悩まされ業績も下降の一方です。この状況を打開する方法をアドバイス下さい。

A 親から事業を引き継いだ場合、悩みや問題が発生するケースが多いものです。

事業を引き継いだ後継者がまず行うべきことは、会社の利益の源泉を明確にすることです。

例えば
上質の顧客を多く抱えている。
製品が競争力がある。
会社にブランド力がある。
などです。

その古参従業員が利益の源泉に関連しているか判断しなければなりません。

知り合いの会社ですが、社長が古参の営業部長とそりが合わず首にしたところ、
その営業部長が多くの上客を持っていたためにそれらが流出し大きく業績を落としたところがあります。

従業員の評価は、どれだけ会社の利益に貢献しているかで行います。

古参従業員が会社の利益に大きく貢献しているのなら、昇進・昇給・賞与アップなどで処遇する必要があります。

これまで先代の社長に対しロイヤリティがあったと思われますので使いにくいのは当たり前です。

私はある会社の再生で、人事考課制度を構築し利益に貢献した人を厚遇するようにしました。
また、営業利益の30%を賞与の回すことを従業員と約束し利益に対する意識、モチベーションを高めました。

ロイヤリティの方向性を先代の社長から、会社の業績に変更させる仕組みつくりが重要と思います。

この記事を書いた人

H.Murakami