役員の退職金を決める方法

社長が退任するとき、退職金は気になるところです。

今回は退職金の決定方法について記載します。

【1】役員の退職金はどのように決定されるの?

役員の退職金(退職慰労金)は「退職慰労金支給規程」などによって、会社と役員の間の取り決めにより金額が決定されます。また、支給は株主総会の決議によって決定されます。

【2】法人税の損金になる金額

「合理的な金額」であれば、退職金は損金として認められています。「合理的な金額」とは在任期間・役員報酬額・功績などを考慮して決められることが一般的です。

「合理的な金額」の計算方法は、『功績倍率』を用いることが多いです。

※功績倍率とは・・・
役員任期中の会社への貢献の度合いを、ある一定の倍率としたもの。

尚、退職金の金額が従事期間、退職理由、同業種・同規模法人の退職金等と照らしあわせ、「合理的な金額」以上であると判断された場合は、超えた金額が損金不算入となります。

【3】功績倍率による「合理的な役員退職金」の計算

◎計算式
「最終役員報酬月額」×「役員在任期間(年数)」×「功績倍率」

一般的に、功績倍率は3倍以内といわれています。

この記事を書いた人

H.Murakami